2016年08月31日
追悼としての つぶやき
8月の夏は たくさん 出会ったし 遊んだし 楽しんだ
それもあるけど 忘れないよう 自分の為のつぶやき。
小さい頃から お世話になった師匠が 夏前にこの世を去った。
お稽古では 大魔神のように大きく感じ 目も合わせたくないほど 怖かった。
が、その場から出れば かわいい ちっこいおばーちゃん。
お稽古で泣くと 「不細工が泣くな、さらにブサイクで 結果なにも変わりはしない」
そんなこと よく言われ だんだん 泣かなくなったなぁ
「笑えば 見れる顔になるから笑え」
これもよく言われて 二十歳過ぎからは 「企んだ笑いはやめろ」って 言われたことも懐かしい。
実際 いたずらを仕掛けていたので ばればれだったんだよな~(笑)
最近は お会いできず 綿を育てて 織って楽しんでるよと 報告くらい。
「いつか わしを驚かすくらいな ぼろ布 もってこいな」
まったく かわいくない おばーちゃんだった。
それから 自分で全部紡いで織った マフラーが完成した。
見せた友達が 「これ いいじゃん」と その場で購入。
実際に使ってくれているのを見て 自信がついた。
「これを持って会いに行こう」
が、会えなった。
家族から 「もう弱っていて 本人もその姿は見せたくないし 記憶に残してほしくないと言っています。」
一番目の綿の花が 咲いたころ 悲報が届いた。
御仏前に手を合わせてきた。
あなたのマフラーを病院で 見てたんですよ。 病院に来る方が いつも巻いていてね。
「あれは なつのマフラーだ」って 言い切るんですよ。
そんなことないって 思っていたら その方が
「これね~、友だちが 綿を育てて 紡いで 織ったんだって、素敵でしょ」
「ほらな、そんなバカは あの子しかいない」 そう 笑ってました。
ええ 友だちをもったなぁ
あの子は ちゃんと大地に立ってるんや
今日も 顔中 笑顔にして 笑っとるわ。
だから もう 心残りはないんねん。
それもあるけど 忘れないよう 自分の為のつぶやき。
小さい頃から お世話になった師匠が 夏前にこの世を去った。
お稽古では 大魔神のように大きく感じ 目も合わせたくないほど 怖かった。
が、その場から出れば かわいい ちっこいおばーちゃん。
お稽古で泣くと 「不細工が泣くな、さらにブサイクで 結果なにも変わりはしない」
そんなこと よく言われ だんだん 泣かなくなったなぁ
「笑えば 見れる顔になるから笑え」
これもよく言われて 二十歳過ぎからは 「企んだ笑いはやめろ」って 言われたことも懐かしい。
実際 いたずらを仕掛けていたので ばればれだったんだよな~(笑)
最近は お会いできず 綿を育てて 織って楽しんでるよと 報告くらい。
「いつか わしを驚かすくらいな ぼろ布 もってこいな」
まったく かわいくない おばーちゃんだった。
それから 自分で全部紡いで織った マフラーが完成した。
見せた友達が 「これ いいじゃん」と その場で購入。
実際に使ってくれているのを見て 自信がついた。
「これを持って会いに行こう」
が、会えなった。
家族から 「もう弱っていて 本人もその姿は見せたくないし 記憶に残してほしくないと言っています。」
一番目の綿の花が 咲いたころ 悲報が届いた。
御仏前に手を合わせてきた。
あなたのマフラーを病院で 見てたんですよ。 病院に来る方が いつも巻いていてね。
「あれは なつのマフラーだ」って 言い切るんですよ。
そんなことないって 思っていたら その方が
「これね~、友だちが 綿を育てて 紡いで 織ったんだって、素敵でしょ」
「ほらな、そんなバカは あの子しかいない」 そう 笑ってました。
ええ 友だちをもったなぁ
あの子は ちゃんと大地に立ってるんや
今日も 顔中 笑顔にして 笑っとるわ。
だから もう 心残りはないんねん。
Posted by naduki at 20:26│Comments(0)
│◇ふと 思ったこと、感じたこと