2019年01月29日

静岡市 最後の機織工場②

今回は 工場のお父さんのこと。

ひとつの職に 長く従事してきた方の 「手」が大好きだface03
静岡市 最後の機織工場②
「考えるより先に 指先が動いちまう」 そう つぶやきながら 作業が進んで行く。

これがどうだという説明もなく この布の出来上がりの設計図が 頭の中にあるのだろう。
全体像と 細かいところまでチェックを怠らない。

「寡黙だ」と言われることも多いと思うけど。
話すことより 生地に集中しているんだろうなface01

あと 仕事の音。
静岡市 最後の機織工場②
糸が切れたな、 もうすぐ糸が終わるな。

機織りの機械の 「がっしゃん がっしゃん」の音の中から かすかなサインを聞いている。
どんな作業でも 経験していけば ある程度道具の声が聞こえるし 理解できるけど。

ここは 何台も大きな音で稼働しているのに、迷いもなく 動くお父さん。
静岡市 最後の機織工場②
幾ら見ていてもあきないし むしろ 織る進むのを ただただ 見ていたい。

↑この幅広の 「ヤード織り機」と呼んでいたけれど。
これが織り終えたら 役目もおしまいとなる。

おとうさんは 織り目を見ながら、織りこむ強さ、スピード 何度も調整しながら 織り進めている。
この微調整しながらの昔ながらの織り機は 国内で何台動いているのだろうか。
もう 機械任せ プログラムされた機械が活躍しているから ほんと 高齢の織り機。

だんだん 使われなくて まとめられた道具たち。
静岡市 最後の機織工場②
「とりあえず 集めただけだ」 そう ぼそりと言われた。

まだまだ続けて欲しい、 なんとかいかせないだろうか。
そう 言いたい気持ちもある。

けど 職人のお父さんの決断であり、生半可な感情だけの言葉なんて うすっぺらだ。
だから ただただ。

わたしの願いと夢を 職人がたきのお父さんに 全力でぶつかってみた。



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